【夫婦で政治の話】我が家にトランプ大統領が現れた!~夫婦の政策論争~
こんばんは。
今日もご訪問いただき、ありがとうございます(*´▽`*)
子ども達は午前中一時保育に行き、午後はお隣さんのおうちで遊ばせてもらい、今はもうぐっすりです(=_=)
夫の帰宅が遅いため、私の自由時間~♡( *´艸`)
独身時代は当たり前でしたが、子どもが生まれてから貴重な時間となりました。
さて、今日は「夫婦で政治の話」
ちなみに、これから書く内容は現在の政権批判というより、私と夫の考えの違いをまとめたものです。
前置きをしておきますが、私達夫婦は政治に精通しているわけでもなく、メディアから流れて来る情報を聞き流している程度です。
「夫を責めてくれ」「夫=非常識な人」というより笑い話として書きます。
突然始まった、我が家の夫の過激トランプ発言
週末、家でゆっくり過ごした我が家。
子ども達と夫がお風呂からあがり、いざ私の番!というときに夫が放った一言から長い討論会が始まりました。
その一言がまさに、トランプ大統領さながらの過激発言・・・Σ(゚Д゚)
思わず私は
「え?うちにもトランプ大統領いたのか?!」
(まさにオットランプ!)(*ノωノ)
と思ってしまいました・・・(*´з`)
実はこの発言の直前に
どうやら、年金関係の番組を見た義両親から夫の学生時代の国民年金に未納があるかもしれないと連絡がきたようなのです。
この義両親からの連絡が気になったのか、はたまた気にくわなかったのか、夫は過激なトランプ発言をしだしたのです。
我が家のトランプ大統領の発言記録
夫の過激トランプ発言その1
「今になって幼稚園無料とか始まってるけど、老人の年金・介護費用をもっと抑えたほうがこれからの世代にとっても、国にとってもよくない?」
「だって、団塊の世代の人達って払った年金より多くもらってんだよ?そっちに払うより未来の子ども達=子育て世代にお金をかけたほうが絶対いいじゃん」
<私の反応>
いやいやいや・・・
団塊の世代の方々は、当時払った額より多く年金をもらえるという政策下で過ごしてきただけだろうに・・・
今現在だって、年金の受給額が減らされたり、受給年齢が引き上げられりしてるのに、何をおっしゃる!!
確かに、子育て中の私達には手厚くしてもらえるのはうれしいけどさ。
世の中、子育てしてる人ばかりじゃない。
家族で祖父母の介護経験がある私としては、行政からの補助で何度助けられたことか。
しかも介護って終わりが見えないんだからさ。
これから、さらに高齢化が進んでいくのに、国として年金や介護関係の費用を削るって鬼だろ!
夫の過激トランプ発言その2
「そもそも今は医療技術が進歩して、長生きできるようになったから高齢者にかかる費用がかさんでいる。延命治療をしない国だってあるのに、長生きして医療費や介護費用ばかりかかると、国としての生産力は高まらない。」
<私の反応>
・・・Σ(゚Д゚)
長生きが悪いことみたいじゃん。
世の先輩方に何てことを言うんでしょうね・・・
調べてみると、北欧スウェーデンでは「寝たきり老人」がいないんだとか。
さらに、ノルウェー・フィンランドなどでは、「尊厳死」という概念が根付いており、
確かに延命治療は行わないんだそう。
しかし、ここは日本ですよ。
北欧の「尊厳死」はその価値観が浸透しているから、延命治療を望まないだけ。
この日本でそんな突然「延命治療しません!」なんてなるわけもなく・・・
延命治療の問題は、命の選別問題、倫理的問題になってしまうわけで。
そもそも、自分の祖父母や父母のことを考えてみなさいよ・・・
もし、医療・介護面で補助がなかったら、生活がたちいかなくなるから。
例えば、ご健在の義実家の祖父母と父母4人一気に介護が必要になったらどーすんの?って。
そうなったら、国の生産力もクソもないわ!
夫の過激トランプ発言その3
「高齢者関係の年金・社会保障費の削減が無理なら、独身者の税金UPすればいいと思うけどね。だって、独身だと身寄りがなくなって貯金と年金で暮らすようになるじゃん。〇歳まで独身だと税金があがるってなったら、未婚率も減るかもしれないし、値上げした税金分で子育て世代に分配できるし、一石二鳥でしょ( ・´ー・`)」
<私の反応>
('Д')←お口あんぐりの目がテン・・・
というか、自分が結婚できたから言ってますよね?
独身者なら反対するでしょ?
実際、あなたの兄弟は全員結婚しているけど、私の兄弟は私以外結婚してないわ!
生活レベルだって兄弟で違ってくるのに、そこからまきあげた税金で、子育て充実って解せなくない?
それに、結婚って自分の意思で自己完結するものではないし、結婚したからって幸せになれるって確証もない。
私の周りには結婚したいと思ってて、いい出会いがない子もいるし、結婚しなくても幸せでバリバリ働いてキャリアを積んでる子もいる。
そもそも、結婚自体いいものだってもんでもないんだよ。
それなのに、「結婚」って枠で人の生き方の選択肢を狭めるって何の権利があって言ってるのかね?
たとえ未婚率が下がったとしても、惰性で結婚したヤツは離婚するだろうし、離婚率アップだよ・・・
とこんな具合に、トンでも発言を連発・・・
あんた、確実にトランプだよ・・・(;一_一)
私の反応は、私の心の声まで拾っているので、過激になってますが、実際はもう少しやんわりと返しておきました。
私の返しに夫は持論を展開しますが、身内の実話や身内がこんなになったら?というたとえ話を混ぜ込むと反論はなくなりましたけどね。
夫の発言から見えてきたこと
①年金制度への不安・不信感
今回は「年金」を発端として、議論が白熱。
夫のトランプ発言は、現在立ち行かなくなってきている年金制度への不安や不信感から来ていると思います。
事実、日本の年金制度は限界にきているのかもしれません。
ある意味、「一石を投じるハチャメチャ案」でしょう。
ちなみに、私が
「自分が首相になって政策発表したら支持されると思う?」
と夫に聞いたら
「無理だろうね」(;一_一)
と言ってたので、自分の発言がいかに偏っていたかわかっていたようです。
②自分の立場だけでものをいう傾向がある
高齢者の年金・介護費用削減にしても、独身者の税金UPにしても、自分はその立場にありません。
夫が望む手厚い社会保障=子育て世代に該当します。
これがもし、自分が独身者で「独身者の税金UP」を主張するなら、まだ説得力があるんです。
自分がその立場にないのに口だけ・・・なんてことが日常でも起き始めれば、家族生活は難しいでしょう。
今現在、週末のランチ作りとか、毎日の子ども達とのお風呂とか、家事・育児の面で協力してもらっているので、私としては特に不満はないのですが。
しかし、自分の立場だけで物をいう傾向があるということは、夫婦間でのコミュニケーションを頻繁にとっておかないと、独りよがりの考え方になりやすいということです。
そして、私にも感情的になってしまうところがある。
普段から意見のすり寄せやすり合わせが必要ですね。
③夫が育ってきた環境・出会ってきた人達が恵まれ過ぎている
オットランプの発言により、度々犠牲になるであろう人について、すぐに想定できました。
例えば、年金や介護費用削減については〇〇さん、独身者は兄弟、結婚したくてもできなかった叔父さんなど。
だから、「この人達にとってはどうなの?目の前でそう言える?」って切り替えしてたんですけどね。
あまりの想定のなさに、夫の想像力が低いのかと思いきや、そういうことばかりでもなく。
実際に小・中の同級生や大学時代の友達、会社の同僚などは、夫の主張によって犠牲になる人がほとんどいないのです。
さらに、度々耳にすることがあった夫の生育環境。
浪人・就職で人並みに悩むことはあっても、それほど苦労してない!
あなた本当に恵まれた環境で育ったんだね・・・リアル坊ちゃんだよ・・・
しかし、母になった私は思ったよね・・・
甘ちゃんに育てちゃダメだって。
「苦労は買ってでもしろ」ってこういうことだって。
人生経験がものをいいますから、子ども達には色んな環境を経験させないとな~
以上、我が家のオットランプの話でした。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました(^_-)-☆
※フォローさせていただきますが、普段夫は温厚な性格で過激発言をすることはありません。
むしろ、私の方が感情的になりやすいです。
夫婦で仲良くやってるので、ご心配なく(*´▽`*)