【子どもの成長】「もっとやって」は習得のチャンス~慎重派の長女が「できた」を実感した話~
こんばんは。
今日もご訪問いただき、ありがとうございます。
3日ぶりの更新です。
週末は義実家帰省中だったため、
さすがにブログを書くことができませんでした・・・(;'∀')
(義実家で携帯ポチポチ…もいかがなものかと)
今日から、また楽しんで書きますよ~٩( ''ω'' )و
さて今日は、「子どもの技術習得」の話
子どもに「もう1回!」と言われたら・・・
「高い高い」「絵本の読み聞かせ」「すべり台」・・・
子どもに繰り返し「もう1回」と言われたらどうしていますか?
2回目なら、まだ余裕?
時間があれば、付き合う?
「あと〇回までね!」と制限をつける?
これが、5回以上となると、大抵大人はしんどくなります・・・(*´Д`)
特に、運動系は自分の体力の限界を感じさせられますよね。
大人だと、一度やれば「達成!」みたいな感覚になりますが、子どもにとっては、その1回1回が違うのです。
実は、この「繰り返し」こそが子どもの感覚の発達だったり、技術習得に繋がっていくということを我が子から学びました。
何かと慎重派の長女
来月で3歳になる長女。
「石橋をたたいて渡る」タイプで何かと慎重派です。
特に、初めての経験に関しては遠目で見ていたいほう。
遊びの中で言えば、平均台のような少し高い場所を渡ったり、すべり台やブランコをするのにも、尻込みしていました。
親としては、楽しさを味わってほしいと思うのと、できるようになってほしいという思いがあって、どうしても「やってみたら?」と促すのですが、なかなか自分からはやろうとしません。
慎重派の長女がチャレンジするきっかけ
そんな長女が、少し高さのあるブロック渡りにチャレンジすると言ったのは、1つ年上のお隣の男の子の影響でした。
このお隣のK君、運動が得意で転んでも、また起き上がり走り出すし、高いところから平気でばんばんジャンプするし、長女にとっては、自分ができないことをやってのけるヒーローみたいな子。
このK君が、本当に楽しそうにブロック渡りをするのです。
しかも、だんだんと渡り方を変えながら。
ブロックの上を早く歩いてみたり、バックで歩いてみたり・・・。
この様子に長女は
「長女ちゃんもやる~!!」ってなりました。
私の「やってみたら?」の声かけよりも100倍やる気!!
初体験!長女のブロック渡り
1回目は、私と手をつなぎながら、足を踏み外さないように、慎重に、慎重に。
ようやく、渡り切ったら、満面の笑みで
「できた~!!」
とうれしそう。
そこからです。
「もう1回やろう!」となったのは。
2回目は、自信がついたのか、1回目より若干足取りが軽くなりました。
そのため、ブロックの端から端まで行く時間が短くなっていくわけです。
さらに、長女の一言
「もう1回やりたい!!」
もう、ブロックを渡れるようになったことが楽しくて仕方ありません。
手はつないだままですが、段々スピードが出てきます。
そして、さらに
「もっとやる~(≧▽≦)」
との一言。私としては、「そろそろ終わりにしてもいいんじゃないの?」
という言葉が喉元まで出かけてましたよね・・・
しかし、長女は数分前のK君を羨ましそうに見ていた時とは人が変わっていたではありませんか!
その姿を見て
「そうか!!これができるようになる=技術習得の過程か!!」
って気づいたわけです。
できるようになるということ
①友達の影響=チャレンジしやすい環境に
慎重派の長女の場合、きっかけは友達でした。
自分と同じくらいの年の子が楽しそうにやっている姿。
そう考えると、幼稚園や保育園で同年代の子達と交流することは、子どもにとって好奇心をくすぐり、挑戦してみようという気持ちにさせる環境だと思います。
(ちなみに、長女は保育園で年長さんが上り棒をのぼる姿を見て、自分もチャレンジしようと、靴下を脱いでいたらしい・・・(*'▽'))
②「もう1回」はチャンスの言葉
どんなことでも、子どもの「もう1回」が続くと、大人は面倒になりがちです。
しかし、子どもにとって繰り返しは、技術習得や感覚の発達など、成長のチャンスの言葉なのです。
このとき、子どもは自分を高めようと努力をしているのではありません。楽しくて仕方ない状態です。
そもそも、子どもは楽しくないと「もう1回」を連発することはありません。
この「楽しみながら繰り返す→できるようになる」というサイクルを逃すなんて、子どもの成長をストップさせるようなもの。
私自身、家事をしてるのに、キャッチボールに付き合うなんて、(長女はボール好き)面倒だな・・・と思ったことは何度もありますが、「成長のチャンス」と思うとある程度は付き合うことができます。
(キッチンタイマーを使うとか、回数制限ありですが・・・)
そして、今日長女はすべり台祭りでした。
最初は10分以上、高さのあるすべり台を滑ることへの恐怖心と闘っていた長女。
私はすべり台の途中で、長女を受け止める役割として手が届きそうな近い位置にいるのだけれども、慎重派だから、なかなか滑れません。
しかし、いざ乗り越えたら30回以上すべり台で遊ぶ「すべり台祭り」を開催したのでした・・・(;'∀')
長女、すべり台祭り pic.twitter.com/phPhV4c5q4
— さーみ sa-mi (@o9gsp) 2017年9月19日