【作文初心者へ】お子さんは作文で悩んでいませんか?~誰でも書ける作文の書き方~
こんにちは。
今日もご訪問いただき、ありがとうございます。
もう9月も6日が過ぎました。
今年もあと3カ月なんて早すぎます・・・Σ(゚Д゚)
さて、今日は「作文の書き方」の話。
家庭教師をしていた大学時代
みなさんは、作文は得意ですか?
もしくは、お子さんは作文で悩んでいませんか?
大学生時代、家庭教師をしていた私は
小学生、中学生、高校生を見ていました。
だいたい算数、数学、英語を中心に
見ることが多かったのですが、
夏休みになると、宿題関係も見ることに。
そこで、出てきたのが「作文」ですよ!!
「何を書いていいのかわからない」
「どんな風に書けばいいの?」
という質問を多く受けました。
作文→小論文と年齢が上がるごとに
高度になっていくことを考えると
作文の書き方を早くマスターすることに
越したことはありませんよね。
ただ、原稿用紙を見つめながら
ただ考えているだけでは
いつまで経っても形にならないのです。
そこで、私が家庭教師時代に学んだ
作文の書き方を紹介します。
原稿用紙を広げてみた
作文には、題材を自由に選べるものと
題材が指定されているものがあります。
(運動会について書くようになど、テーマが決まっているもの)
いずれにしても、作文の基本型を知っていれば、
作文に悩むことは少なくなるでしょう。
そこで、まず作文の基本型を
覚えることから始めましょう!
早速、原稿用紙を準備してみました。
(懐かしいですね∼(*'▽'))
ただ、このマス目を見ただけで、
「こんなにたくさん埋められるかしら?」
って憂鬱になるのは私だけ?
実は、ここが作文の第一関門だったりするわけです。
原稿用紙を見るだけでやる気がなくなる・・・(*´з`)
こんなに書くことあったっけ?みたいな。
それを解消する方法がコチラ!
原稿用紙の威圧感をなくすために
最初にすることは、原稿用紙を区切ること。
今回は見やすいように蛍光ペンで区切ってみました。
消せるように鉛筆で構いません。
行数は2・4・5・5・4というふうに。
その内訳は・・・
2行:題名と名前
4行:はじめ
5行:中①
5行:中②
4行:おわり
文章は、はじめ・中・おわり
もしくは、起承転結という構成で
書くとわかりやすいです。
そこで、最初から区切ってしまうのです。
それぞれ、4行・5行×2・4行になると
何だか書けそうな気がしませんか?
ちなみに、書いているうちに
行数が変わってきてしまったら、
臨機応変に区切りも変えていきましょう。
目的は、「書けそう!」って
思えるようにすることですから。
初心者向け 作文の基本型
①「はじめ」の書き方
誰が・いつ・どこで・何をした
という事実を書きます。
この「はじめ」でのポイントは
さらに、「中①」「中②」で書くことを
先に紹介してしまうことです。
これで、4行はすぐに埋まってしまいます。
②「中①」「中②」の書き方
「はじめ」でどんなことを書くのかを
紹介してあるので、内容は決まってきます。
今回の例は「うれしかったこと」と「くやしかったこと」
どんなことが「うれしかった」のか
その理由や様子などを書いていきます。
もし、行が余ってしまったら、
区切った線を消して、詰めて書きます。
「おわり」で書き足しましょう。
③「おわり」の書き方
「おわり」はこの作文の「まとめ」になります。
事実、経験から学んだことや気づいたこと
自分なりに考えたこと、次にいかしたいこと
を書くといいでしょう。
「〇〇をして」「〇〇を振り返って」・・・
で始めると書きやすいかもしれません。
見事、完成!!
最初の原稿用紙がしっかり埋まっています!!
こちらは、作文初心者向けの
基本型として紹介しました。
さらに、長文になる場合、
レベルアップを図りたい場合は、
A 形容詞や副詞を多用し、一文を長く書く。
B 具体例を詳しく書く。
C 「〇〇のように」など例えを使う。
D 接続詞を上手に使って、文章をつなげる。
「だから」「その反対に」「最初に」「次に」「最後に」「なぜなら」
他にも、作文の柱建てを簡単にメモし
文章を書くという作文の書き方など、
たくさん紹介されています。
要は、自分に合った書き方が見つかればいいんですよね。
今回紹介した区切り作文のメリットは、型を覚えることで、自然に「はじめ・中・おわり」という文章の構成を覚えることができる。
作文への苦手意識の軽減=なんか書けそうな気がする…という感覚が持てる
ということでしょうか。
私の経験が、誰かの参考になりますように。
以上、家庭教師をしたときに知った作文の書き方講座でした。